一枚板のテーブルの天板の仕上げについて その①
テーブルの水平の出し方は、色々あると思いますが、当社では、NCルーターを使っています。その後、一般的にはペーパーで磨って仕上げるところが多いようですが、きくらでは、滑らかな手触りや木肌の美しさを出すために、手がんなをかけます。おそらく、鉋のかけ方は木目にそって平行にひたすらかけると思われている方が多いと思いますが、実はそうではなく、横ずりといって木目に対して直角、次に斜め45度でかけていきます。これは、NCルーターの刃物の跡やそれによって出たへこみなどを削り落すためです。この作業が鉋がけの8割を占めます。鉋くずは下の写真のようにまだ、かなり厚めです。
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