削ろう会全国大会に参加
削ろう会全国大会inはつかいちに参加しました。18、19の2日間、廿日市市大野体育館には全国から集まった約360人の大工、建具、家具職人が鉋けずりの技を磨き、交流しました。
僕は体調がすぐれず参加できなかった父の「天仙寿」という寸六の鉋で挑戦しました。午後3時から3回の試技がありその時にどれだけ薄い鉋くずを出せるかを競います。それまでは刃物を研いだり刃の出を調整したりして練習していきます。
練習の段階で7ミクロンを出すことができました。
今回、同じ作業台で作業させてもらったのは、いつもお世話になっている大工の伝さんです。
3時の試技には腕に自信のある人達12~13人が壇上に出て、一人3回ずつ、削っていきました。実は皆さんが上がられるのだろうと思っていち早く壇上に上がってしまった僕は、今さら降りるわけにもいかず、なるようになれと腹をくくりました。
また、鉋も皆さんが使っている寸八の鉋より6ミリ巾が狭い寸六の鉋だったので、相談すると、番外編ということで挑戦させていただくことができました。それで、なんと5ミクロンをだすことができ、審査員特別賞をいただき、写真の国慶作10本組みの鑿を賞品としていただきました。
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